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胃がん

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胃がんとは

胃がんとは、胃にできる上皮性悪性腫瘍のこと。胃ガンは日本に多いタイプのガンである。胃がんによる死亡率は年々減少傾向にある。これには胃がんの診断技術の向上によって早期発見が可能になったことが挙げられる。
 現在では胃がんは早期発見の場合は5年生存率は90%以上であり、進行したステージ4では10%未満となる。したがって、胃がん検診・検査による早期発見が最も重要になってくるため、積極的に定期検査を受診することが勧められる。
 なお、胃がんは日本をはじめとするアジア諸国に多いタイプのガンで、欧米諸国では胃がんはそれほど多くない。

胃カメラ(上部消化管内視鏡)

 胃カメラ(上部消化管内視鏡)は胃がんを発見するうえで非常に有効な検査方法である。胃カメラによって胃がんに限らず胃潰瘍や十二指腸潰瘍、食道がんなど、上部消化管の疾患全般を検査することができる。
 また、胃などの検査部位をファイバースコープを用いて直接観察するため、検査精度が高く、自覚症状のない初期の胃がんを発見することもできる。

胃X線検査(上部消化管造影)

 胃X線検査(上部消化管造影)とは、バリウムと発泡剤を飲んで、X線撮影をして胃や消化管の状態を写真撮影する方法。
 人間ドックや健康診断では胃カメラの前の一次検査として行われることが多い。とはいうものの、他のX線撮影法よりも胃がんの発見精度は高く、信頼性は比較的高い。この検査を行う際は、検査精度を高めるために、前日から一切の飲食を行わない(絶飲食)こと。

ペプシノーゲン検査

 ペプシノーゲン検査とは、血液中に含まれるペプシノーゲンというたんぱく質を調べ、胃の萎縮の度合いを検査する方法。
 胃の萎縮は胃がんの発生の危険率が高いため、ペプシノーゲン検査は胃がんのスクリーニング検査として用いられる。
 しかし、ペプシノーゲン検査はあくまでも胃の萎縮を調べるものであり、胃がんの直接的マーカーではない。したがって、この検査が陰性でも必ずしも胃がんではないといえない。

胃がん検査の有効性

 現在、日本で行われている胃がん検査とその有効性に関する厚生労働省の見解は以下のとおりである。
検査方法有効性
胃X線検査
ペプシノーゲン検査×

内視鏡検査(胃カメラ)の有効性

 内視鏡検査(胃カメラ)は、胃X線検査よりも検出力の高い検査方法とされているが、必ずしも万能ではない。60歳以上・胃潰瘍がある・胃の粘膜が薄い−このような特徴がある場合、胃がんを見落とす可能性が高くなる。
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