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肺結核

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肺結核の原因

 肺結核の原因は結核菌の空気感染が主である。高齢者、エイズ患者、糖尿病患者など、免疫力が低下している場合、肺結核に感染する危険性が高い。

肺結核の症状

 肺結核は初期症状として、疲れやすい、食欲がない、体重が減る、微熱(37℃前後)長い間続くなどである。また、寝ている間に汗を大量にかくなどの症状も見られる。ただし、肺結核の初期症状や自覚症状が全くないケースも多い。
 肺結核が進行すると、肺出血や喀血といった症状が生じ、また、それによって窒息死に至る。また、症状は肺だけでなく全身におよび、免疫システムや全身の組織を攻撃する。

肺結核の治療

 現在の肺結核の主たる治療方法は、エタンブトール(またはストレプトマイシン)・イソニアジド・リファンピシン・ピラジナミド・エタンブトールの投与による四剤併用療法である。ただし、これらの薬剤には副作用があることが知られている。治療を途中で中断すると結核菌に耐性ができ、治療が困難なることがある。

PCR検査

 PCR検査とは、肺結核の感染が疑われる患者の痰から結核菌のDNAあるいはRNA(遺伝子)があるかどうかを調べる検査方法。PCR検査は感度が高く、検査結果もすぐに得られるが、死んだ結核菌が検体に含まれていても陽性と判定してしまう欠点がある。

喀痰検査

 喀痰検査とは、肺結核が疑われる患者から採取した痰を染色して顕微鏡で観察し、結核菌の有無を調べる検査。

喀痰培養検査

 喀痰培養検査とは、採取した痰をしばらく培地で培養し、結核菌の有無を顕微鏡で調べる検査。喀痰検査で陰性の場合でも、この検査で陽性になれば肺結核の確定診断がつく。
 また、喀痰培養検査で薬剤感受性試験を行うことができ、その患者に適した薬を調べることができる。

胸部X線検査

 胸部X線検査とはレントゲン撮影で肺結核を診断する方法。肺結核の患部の状態や位置などが診断できる。
 胸部X線検査は健康診断でよく実施される検査方法であるが、肺結核の確定診断には上記のPCR、喀痰検査、喀痰培養検査などの二次検査が必要である。

CT検査

 CT検査とは、胸部X線検査と違い、胸部の横断面を画像を撮影し、肺結核を検査する方法。肺結核の患部の位置や状態を把握しやすいが、こちらも胸部X線検査と同じく、二次検査を行う必要がある。

ツベルクリン反応

 ツベルクリン反応とは、アレルギー反応によって結核菌の感染の有無を判断する方法。過去の反応と比較して反応が大きければ、最近肺結核に感染したことが疑われる。
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