高血圧-検査方法と診断基準

高血圧

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目次

  • 高血圧とは
  • 最高血圧(収縮期血圧)
  • 最低血圧(拡張期血圧)
  • WHOの診断基準
  • メタボリックシンドロームの診断基準
  • 血圧測定の注意事項
  • 白衣性高血圧とは

高血圧とは

動物は心臓の拍動によって血液を全身に循環し、酸素と栄養を供給している。
血液が血管の中を通るときに血管に圧力がかかる。この圧力を「血圧」という。
高血圧とは、血圧が異常に高い状態のことをいう。
高血圧を放置すると動脈が徐々に傷つき、固くもろくなってしまう。これを「動脈硬化」といい、心筋梗塞や脳卒中などの大きな危険因子となる。

 

最高血圧(収縮期血圧)

心臓が収縮して血液を押し出した時が、血管にいちばん強く圧力がかかり、血圧が最大になる。
このときの血圧を「最高血圧(収縮期血圧) 」という。

 

最低血圧(拡張期血圧)

心臓が収縮後、再び血液を取り入れるために拡張する(広がる)が、このときが血圧が最も低い。
これを「最低血圧(拡張期血圧)」 という。

 

WHOの診断基準

高血圧の診断基準は次のとおりである。

分類 最高血圧 最低血圧
高血圧 140mmHg以上 90mmHg以上
正常高値 135-139mmHg 80-90mmHg
正常 130mmHg未満 80mmHg未満

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ただし、この診断基準はWHO(世界保険機関)が定めたものでる。
メタボリック症候群の診断基準に定められている基準とは若干数値が異なる。

 

メタボリックシンドロームの診断基準

メタボリックシンドロームの診断基準では、高血圧は
「最高血圧が130mmHg以上、または最低血圧が85mmHg以上」
と定義される。

 

血圧測定の注意事項

血圧は一日の中で常に変動している。
血圧の変動を安定させるために、自宅で血圧測定をするためには次の点に注意したい。

  • 15分間以上、座位で安静にした後、気持ちを落ち着けてから血圧測定をする
  • 測定30分前からは、入浴・喫煙・カフェインの摂取・運動などをしない

また、自宅での血圧測定はつぎの点に注意したい。

  • 衣服の袖はまくり、裸の二の腕にカフを巻く。
  • カフは肘関節にかからないようにする。
  • 心臓と二の腕が同じ高さになるようにする。必要があれば枕などで支持すること。腕は伸ばし、二の腕の緊張させない 。
  • 腕の太さに合わせたカフを用いるのが望ましい。

 

白衣性高血圧とは

白衣性高血圧とは、白衣の医師・看護士を見るだけで血圧が高くなる現象を言う。
これ自体は病気ではないが、医療機関では本来の血圧が分からない可能性があるため、自宅での血圧測定が勧められる。

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