一般血液検査と正常値-検査方法と診断基準

一般血液検査の正常値

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目次

  • 一般血液検査の正常値(基準値)
  • 赤血球数
  • ヘマトクリット値
  • 血色素量(ヘモグロビン)
  • 白血球数とは
  • 血小板とは

一般血液検査の正常値(基準値)

一般的な血液検査の正常値(基準値)は以下のとおり。
なお、これらはは診断の目安となるもので、医療施設によっても異なる。
また、血液検査の検査値は年齢・運動・食事などの条件によっても変動するので、絶対的なものではない。

検査項目 略称 正常値(基準値) 単位
赤血球数 RBC

男 420-554
女 384-488

×104/uL
ヘマトクリット値 HCT

男 40.2-49.4
女 34.4-45.6

%
血色素量(ヘモグロビン) HB

男 13.8-16.6
女 11.3-15.5

g/dL
白血球数 WBC 3.5-9.2 ×103/uL
血小板 PLT 15.5-36.5 ×104/uL

 

赤血球数

赤血球とは、酸素を運搬する成分で、赤血球数は血液1μL中に含まれる赤血球の数を表す。
赤血球数が少ない場合は貧血が疑われ、息切れしやすい、疲れやすいなどの症状が見られる。
反対に赤血球数が多すぎると赤血球増多症(多血症)が疑われ、血栓症などが起こりやすくなる。
赤血球数は以下のヘマトクリット値、血色素量と密接に関係する。

 

ヘマトクリット値

ヘマトクリット値とは、血液中で赤血球の体積が占める割合のこと。
ヘマトクリット値が小さい場合、貧血が疑われる。
ヘマトクリット値が大きすぎる場合は、血液の粘性が高くなり(ドロドロ血)、血液の循環が悪くなる。

 

血色素量(ヘモグロビン)

血色素量とは、血液の赤色の元であるヘモグロビンの量を表している。
ヘモグロビンとは、赤血球の中にある鉄分で、酸素と結合する物質である。
血色素量が低い場合をとくに低血色素性貧血という。

 

白血球数とは

白血球とは、体内に侵入した最近などの異物を飲み込み、身体を防御する物質で、免疫に関係する。
白血球数が4,000未満の場合を白血球減少症といい、感染症にかかりやすくなる。
一方、急性的な炎症や感染症などで一時的10,000程度まで増加する。
白血病では白血球数が異常に増え、50,000以上になる。

 

血小板とは

血小板とは、出血した場合、傷口に集まり、血液を固め、傷口をふさぐ成分である。
血小板が少ないと出血が止まりにくくなる。

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